ウィンブルドン選手権の会場、Wimbledon Lawn Tennis Courtの最寄りであるSouthfield駅は、East Putneyからひと駅。せっかくこんな近くに住んでいるのだから、行ってみることにしました。あくまでも私の体験記なので、毎年の詳細情報はオフィシャルサイトで確認してくださいね。
ウィンブルドンは、ダフ屋対策を徹底していて、その分一般人がチケットを入手できるチャンスも平等にあり、とてもいい制度と思いました。
一般人がチケットを手に入れる主な方法は以下の3つ。
1. 事前の抽選に応募(イギリス在住の人のみ)
2. 当日券QUEUE(列)に並ぶ
3. 前日のオンライン販売
今回は、2.と3.で観戦をしました。
テニス初心者の人への前提ですが、チケットはコート指定で、どこのコートで何時から誰の試合があるかは前日(だいたい夕方)にならないと発表になりません。
■当日券QUEUEに並ぶ(6日目、土曜日、男子シングルは3回戦)
朝5時半頃、Wimbledon Parkに到着。

並び始めると同時にQUEUEカードをもらう。既に4,000番台。

Twitterの投稿を見ると前日の夜6時頃の時点で1,000番台だった様子。
泊まりの人たちのテントの横で、座って待つ。(待ち時間長いのでレジャーシート/布は必須です)

6時半過ぎ、テントの人たちが片づけと荷物預けを始める(この頃来た人は6,000番台くらい)
7時半過ぎ、列の並び直しが始まり、前の方に詰めるため移動。
10時半頃、列が再度動き始める(先頭の入場が始まったと思われる)
11時過ぎ、セキュリティ検査通過。ここまでQUEUEカードの番号できっちり並ぶのに、セキュリティ検査後の順番はグダグダになり、あとは早いもん順で入場です。
11時半頃、入場

入場時には、椅子などは持って入れませんので、事前の手荷物預け場に預けます。Wimbledon Parkの中か、その後のQUEUEの途中、最悪セキュリティー検査の後にもあります(が、そこに預けていると時間がかかって、せっかくの並び順が無駄になりました)。あと、意外な禁止物が「錠前」です。こちらはスポーツクラブのロッカーの鍵が錠前型で自分で保持するところが多いため、周りでも何人かひっかかっていました。錠前1個でも預けないといけないので、ご注意を。
さて、話は戻りますが、最初の1,500人くらいは、センターコート、第1コート、第2コートのチケットを買えますが、以降の人はグランドチケット(上記以外のコートを並んで見れる)しか買えません。私たちは第1コートの錦織くんの試合が見たいので、入場後リセールチケットの列に並びます。リセールチケットとは、途中で帰った人が寄付をしてくれたものの再販です。価格はセンターコートで15ポンド、第1・第2は10ポンドという格安。収益はテニス協会への寄付となります。午後3時以降から販売が始まりますが、帰った人がいて申し出てくれた場合にその数だけ販売されます。列は1列で並びますが、見たいコートが空くまで待っている人もいるので、希望者が前にいなければ、係りの人が「○○コート希望の人いますかー?」と後ろに声をかけてくれる場合があります。
この日は午後3時からサッカーワールドカップのイングランド準々決勝があったため、第1試合を見たあと、早く帰ってくれる人がいるのではないかと期待していました。案の定、第1試合のあとにぐっと列が進み、私たちも第1コートのチケットをゲット!

座席は、返却があった順に割り当てられるため、列の後ろにいても、運よくいい席になる可能性もあるわけです。リセールチケットを狙うにしても、まずはグランドに入らないと並べないので、いずれにしても朝早く(or夜に)行かないと厳しいです。
ということで、約10時間炎天下で並んだあと、初めてのテニス生観戦。
高校時代の友人がテニス大好きで、日本の深夜にテレビ観戦していたので、メッセンジャーでやりとりをしながら解説してもらいました。
■前日のオンライン販売(9日目、水曜日、準々決勝)
毎試合、前日の9時からTicketmasterというチケット販売代理店でオフィシャル販売があります。数量は公開していませんが、各コート500枚ずつ?。
実は前回の土曜日のチケットでもトライしていたのですが、全然取れなかったので、ダメ元でもう一度、9時ちょうどにアクセスしたところ、なんと取れてしまいました。。。Ticketmasterでは何回か購入したことがあるのですが、発売開始時に一瞬でチケットが無くなっても、その後払い込みせずに手放す人やタイムアウトになる人もいるので、最初の20分ぐらいは諦めずにアクセスする価値あると思います。本当に完売したときは、no ticket for your request的なメッセージ、まだ完売していないときは、not available now(誰か手放すかも)的なメッセージが出ますので、よく見てみてください。
さて、ここのチケットは、センターコートと第3コートのみ。チケットが取れたとして、前日朝の時点では、翌日の試合のOrder・コートは発表されていませんので、ちょっとした賭けですね。この日には、ナダルとフェデラーの試合があったので、錦織VSジョコビッチは第1コートだと予測していましたが、とにかくまず中に入って、またリセールを狙うか、第1コートのチケットを持っている人でセンターコートを見たいを見つけて交換してもらうか、、等と考えていました。そして夕方に見てみると、なんと!フェデラーが第1コートに、錦織くんがセンターコート第1試合、第2試合はナダルという、なんとも幸運な展開に。

ということで、今回は長時間並ぶこともなく、スムーズに中へ。
圧倒的に快適ですが、席はとっても後方でした。
聞くところによると、当日券のQUEUEに並んだ人が最もよい席をゲットできるとのこと(VIP席以外で)。
来年はテント泊するぞー!と思いました。(第2週目に希望の席を取りたいのであれば、テント2泊は必須のようですね)

ルールもわかり、すっかりテニスが好きになりました。ワールドカップと平行して見ていたこともあり、主観的な判定も多いサッカーと比べて、とても理論的なテニス。どちらも面白さがありますね。