イギリスにいると、ヨーロッパ内で気軽に旅行できるのがメリットなので、たくさん旅行する分、たくさん小さなトラブルに遭います。これもよい経験と思って、体験はシェアしておきたいと思います。
今回は、Vueling航空での出来事です。
2018年11月にバルセロナからロンドン(ガトウィック空港)までの予約をしました。
lastminutes.comというサイトで、行きはEasy Jet、帰りはVueling Airlineを予約。予約が完了すると、予約番号等が発行されるので、あとのチェックインなどは自分で全て行います。
ブエリング航空のウェブサイトでの事前オンラインチェックインは、日本のパスポートでは不可でした(2018年11月現在)。搭乗当日約2時間前には空港に到着し、チェックインをしようとしましたが、セルフチェックインの機械でも座席番号が表示された後にエラー表示。近くにいたスタッフの人が操作をしてもダメだったので、ヘルプカウンターへ行ってみると、オーバーブッキングのため席がないとのこと。今さっき座席がアサイン&表示されたのに、なぜ?と言っても、「あなたたちが最後に来たので、座席はもうない」と。「とりあえず搭乗口に行き待ってください、全員搭乗が終わった後にスタッフが何か話すでしょう」、その後のフライトの状況も含めて確認しても曖昧な回答のみ。「ダメなら次のフライトに振りかえる、あなたたちはWaiting Listの1番目だ」とのこと。
いったん出国手続きをし、搭乗ゲート前で待ちました。全員搭乗が終わった後に、おそらく同じ状況になっていたと思われる人が他に2-3人くらいいて、私たちは3人、次の人は1人、その人の相方は既にゲートの中に入って待っている状況。スタッフが私に対して「残りは1座席だが、1人だけ行くか3人で次の便に一緒に乗るか?」と聞かれたので、次の便には必ず3人乗れるのか→Yes、その便は今日中なのか→Yes、絶対に約束できるか→Yes、という確認をして、3人で一緒に次の便に乗ることにし、カップルの片割れに1席を譲りました。(思い起こせば、先に次の予約を完了させてから譲るべきでした・・・)。その人が中に入っていった直後 2分も経たないうちに 、次の便の手配をし始めたスタッフが、「今夜の便は全部なく、明日の朝にになります、ホテルと食事は用意するので」。今さっきあなた約束したよね?と言っても、So sorry, but this is the only solution。入出国コントロールのPoliceに事情を説明して、外に出て、チケットカウンターに行ってくださいとのこと。日曜夕方の便で、他の航空会社もほぼ同時間帯に出発しており、自力での再手配も間に合いませんでした。
仕方ないのでチケットカウンターに戻り、ホテルの手配(空港と市内の間にあるホテル)をしてもらいました。
まぁ、もうどうにもならないので、上司&部下にも明日の朝遅れます、と連絡。(こういう時に限って、パソコンを家に置いてきてしまい、急ぎの仕事もできないというオチ)。もう一泊できることになったんだから、うまいものでも食べるしかない、とダウンタウンまでタクシーで繰り出し、バルでタパスを食べ・・・、ワインを飲み、寝る。
フライトごとキャンセルになっていたら、ホテルの手配とかもしてもらえなかっただろうし、格安航空トラブルの中では、かなりいい方の対応だったのかもしれない?と思うことにしました。
Mealクーポンと無料シャトルバスも付けてくれたのですが、翌日早朝便のため、シャトルバスも使えず、タクシー代は自腹で払うことに・・・。(ホテル到着後に判明し、ホテルからもVueling航空に確認してくれたのですが、応答なしのようで、レシートを持って交渉をするしかないと言われました。早朝に到着ロビーのチケットオフィスが開いているのかも不明で面倒になり諦めました。)
格安航空会社は、遅延・フライトキャンセルは覚悟しないと、というのを、今回実感しました。「安物買いの銭失い」とも言いますが、日本人的なまともな対応を期待してはいけない、という戒めですね。なんとなく分かっていたつもりでも、「Definitely」とか「Promise」なんて言葉の感覚は、文化によって違うってことを改めて学びました(笑)。 日本のサービスレベルを期待している方、英語またはスペイン語で交渉・判断できない方にはおすすめしません。使う場合には、何かあっても気にならないという、広い心が必要です!
そして、何かあった場合には交渉はその場ですること。担当者が変わったら、「私は知らない」といわれるのが基本ですね。
ちなみに、オーバーブッキングはよくあり、以前はユーロスターでも経験しました。航空会社や鉄道会社は、売り上げを最大にするために、ある程度のキャンセルやノーショウ(当日来ない)を想定して予約を取ります。そのオーバー分が、日本の会社は慎重、海外の会社はよりアグレッシブなため、当日みんなが搭乗してしまうと、溢れてしまうということです。避けたい方は事前に座席予約できる料金プランを、遅れたり乗れなかった場合に割り切れない方は、遅延保証等を追加することをおすすめします。