もう1ヶ月以上経ってしまったのですが、5月6日にチャールズ王の戴冠式のパレードを見に行ったので、振り返りです。
ちなみに、これまで行ったロイヤルイベントは、下記の4回。
2018年 エリザベス女王バースデーパーティー ロイヤル・アルバート・ホール
2018年 ハリー王子とメーガン妃のウェディング ウィンザーの沿道
2022年 エリザベス女王即位70周年 プラチナジュビリー バッキンガム宮殿沿道(The Mall)
2022年 エリザベス女王 Lying in State ウェストミンスター寺院
プラチナジュビリーの時は前日の夜から泊まり込んだのですが、今回は雨だったので、ひとりで待つのは辛いなー、と思い、早朝5時に着いて待ちました。
10時にバッキンガム宮殿からウェストミンスター寺院へ向かうチャールズ王とカミラ女王を見ることができ、儀式の間は音声だけを聞きながら3時間弱待ち、バッキンガム宮殿への戻りはゴールデンステートコーチに乗った王、女王に加えて、ウィリアム王子、キャサリン妃をはじめ、ロイヤルファミリーも見ることができました。



その後はバルコニーの方へみんなで押し寄せて、ロイヤルエアフォースのフライパスト(飛行機が飛ぶやつ)を見ます。


若い頃の某テーマパークのバイトで、レインコートを着て雨の中にいるは慣れていたので、長時間待つのは苦ではないのですが、今回はひとりだったので、寒さが身にしみました。周りの人とも多少は話しましたが、車椅子や杖をついて来るようなお年寄りの方々が、雨の中7時間くらい待ってるってすごいなー、、、と思いました。
よく「トイレはどうするの?」と聞かれるのですが、大規模なイベントの時は、仮設トイレがあちこちに設置されるのと、St James Parkの中には常設のキレイなトイレがあるので、近くの人に場所のキープをお願いして行けば、基本的にはフレンドリーな感じなので大丈夫です。
お天気には恵まれず残念でしたが、BBCでは、heaven openedというポジティブな表現をしていて、なるほど、と思いました。
すぐ近くでは王室やチャールズ王に反対するデモも行われていましたが、国民ではない立場からすると、
儀式はもちろんのこと、音楽、アート、刺繍や衣装、のりものなど、伝統で、美術館に飾られているようなものを、リアルに使われている状態を見る機会があるというのは素晴らしいことだと思います。
ちなみに、私が通っている王室刺繍学院では、戴冠式で新たに聖油式を囲うスクリーンを作成したり、王と女王のガウンのや椅子の刺繍をしていたり、ミュージカル作曲家のアンドリュー・ロイド・ウェバーが新たに音楽を描き下ろしていたり、このために伝統的なアート作品が新たに作られたり、アップデートされているというのも、王室がなかったら現代では、起きないことだと思いました。
最後に、この戴冠式を見て私の中に芽生えた野望は、ウィリアム王子の戴冠式のときは、裏方で締め切りをプレッシャーに感じながら秘密裏に刺繍している人になりたい、ということ(笑)。普段習っている先生方が実際に作業をしていて、すごくワクワクしたし、イギリスでの伝統刺繍の歴史や意味にも興味が大きくなったし、細かすぎて辛くなるレッスンへの熱意も高くなりました。オートクチュールが原点にあるフランス刺繍との違いも面白いです。