月1~2回のペースで通っているHampton courtにあるRoyal School of Needlework(王立刺繍学院)でのSilk Shadingのモジュール。これは今年の4月頃に完成した作品なのですが、やっと評価が戻ってきました。
ここの学校は世界でも刺繍で学位が取れる唯一の学校。私が今取り組んでいるのはCertificateのコースですが、次にやっているGold workが終われば、次はDiplomaのコースに進むことができます。そんなわけで、評価がむちゃくちゃ厳しい。友達や生徒さんの間では、わー、キレイ、素敵ね~なんて褒められてうれしくなっても、評価が戻ってくるとたいていの人は、軽く打ちのめされるのが常。こないだも、娘さんと一緒に通っていたクラスメイトのおば様が、「うちの娘、評価が戻ってきて、すごく頑張った分、あまりにショックで、学校に来れなくなった」と先生につぶやいていました。

今回は、とにかく、とにかく、ひと針ひと針、ほんとに気を付けて頑張ったつもりですが、それでも、糸が毛羽だっているとか、台紙の端が完璧な90度になっていないとか(この写真ではみえないのですが)、糸の流れが完璧ではない、などなど、様々な減点をいただき、、、それでも90%のスコアを取ることができました。点数が全てではない、と思うものの、一方でここは基礎や技術を学ぶ場なので、ここでプロの刺繍家の人たちが持っている視点をもつことは重要だと思うので、次回はもっと繊細に気を付けて作ろう、と思います。Royal関連の刺繍の仕事をしている人たちは、本当に完璧に作業をしているのだと思うし、、、、。
そう、学校の先生たちは、今年チャールズ王の戴冠式でも、ローブや聖油の儀式を覆う幕(Anointing Screen)の刺繍にも関わっていて、そんな先生に直接教えてもらえるのは、本当にラッキーだと思います。実際には、技術的なことばかりでなく、デザインアイディアを形にすることをサポートしてくれ、いろんなアイディアやインスピレーションをもらえるのが学校に行くことのいいところ。そして、様々なレベルのクラスメイトからも刺激を受けて、ティータイムにはイギリスマダムの、本音トークもたくさん聞けて、会社では学べないことがいろいろあって面白いです。
また、Gold Workの作品ができあがったら、載せますのでお楽しみに~。